もし桃太郎が感染予防を意識した世界なら… 観光地での対策、動画で 岡山
岡山空港(愛称・岡山桃太郎空港、岡山市北区)や県内の観光地の新型コロナウイルス感染予防対策をPRしようと、県などが桃太郎伝説を織り交ぜた動画を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。16日からは英語やタイ語など5言語の字幕が入ったバージョンも加わり、国内外に県内施設の消毒や従業員のフェースシールド装着などの様子を伝えている。7月は県内でも感染者が増えているが、県の担当課は「感染防止対策はしっかりしているので、安心して利用してほしい」と話している。【益川量平】
県内企業や自治体など約200団体でつくる「空路利用を促進する会」が、新型コロナ感染拡大の影響で落ち込んだ航空需要の早期回復を図ろうと作成した。
岡山空港や県内の観光地の新型コロナウイルス感染予防対策をPRする動画の一コマ=県提供
動画は「桃太郎的感染予防対策」と題し、「もし桃太郎が感染予防を意識した世界なら……」との設定で、桃太郎がサルや犬などと出会う場面から始まる。ソーシャルディスタンス(社会的距離)や手指の消毒など感染防止策を説明。同空港や岡山後楽園(岡山市北区)、倉敷市の美観地区で、従業員がマスクを着用した姿や施設内で窓を開けて換気を徹底する様子を紹介している。
桃太郎のメークを歌舞伎風にするなど訪日外国人(インバウンド)も意識した。7月からは15秒バージョンのテレビCMも放映している。
動画は同空港の公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCaXR_BoLxTzO9o6ollFyPLQ)で見ることができる。
出典:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200729/k00/00m/040/057000c