10月からの条件付入国スタート 順次訪日外国人観光客受入 間近か?!

10月から開始された全世界からの条件付き訪日入国解禁、今後インバウンド旅行者(観光)の許可に繋がることを期待しつつ、訪日旅行者解禁について考察します。

■国際的な人の往来再開に向けた段階的措置(外務省HPより)

参照:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html

日本国政府は、同年10月1日から、ビジネス上必要な人材等に加え、順次、留学、家族滞在等のその他の在留資格も対象とし、原則として全ての国・地域からの新規入国を許可することを決定しました(防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件とし、入国者数は限定的な範囲に留める)

上記の入国措置が開始されたことで、今までの一部アジアとのトラベルバブルだけではなく、全世界からの入国が条件付きで可能となりました。

1日に約1,000名の入国が可能であり、ざっくり計算でも31,000人程度(1ヵ月31日とし、レジデンストラックを除くビジネストラックのみを計算)の入国が考えられます。

前年度同月(10月)は、2,497,000人なので全く及びませんが、新型コロナウイルス禍においてゼロインバウンドとなってからは大きな進展となるはずです。

心なしか先週末の街では外国人の買い物客が目立っていました。母国の家族なのか友人なのか電話で買い物リストについてやりとりをしている方もいました。

■GOTOキャンペーンと入国措置

<GOTOキャンペーン>
いわゆる“GoTo”ではトラベル/イート/イベント/商店街 などバラエティあるキャンペーンが打ち出されましたが、国内旅行、レストランでの食事、イベント参加、商店街での買い物などを活性化するために政府や自治体が国民に補助金ないしポイントなどを付与する施策です。

そのため、国内旅行者の動きが徐々に活発化しているように見えます。

10月からは東京も“GoToトラベル対象(東京発着が可能)となり、10月最初の週末は前週に比べ東京都内の観光地での人手が増加したとのことです。

東京都以外の観光地では大きな変動は見られなかったようですが、各地観光地や旅行予備客は様子を見ながら動いているようです。

イートに関しても、参加レストラン対象に予約が増加しているなど施策の有り無しでは違いが表れる店舗もあるようです。

<入国措置>
先ほど冒頭で説明した、全世界からの条件付き入国措置によって1日1000名ほどの入国がスタートしましたが、やはり食事や観光はビジネス訪日旅行者でも行う為、外国人対応は必須となります。

また、彼らは帰国前に大量のお土産購入をする可能性も多くあるためコロナ禍でのインバウンド対応を十分に行っていく必要性があります。

コロナ禍で“GoTo”によって国内の動きが少しずつ活性化してきた日本で、入国措置が開始し、あらたに外国人が加わるというステップまでようやくきました。

ホップ・ステップ・ジャンプとすれば、残すはジャンプで訪日外国人旅行者(観光客)の入国です!

それまでにウィズコロナ(ニューノーマル)におけるインバウンド観光客開始の予行練習と思って本番と同様に対応策をまとめておくことが出来ます。

訪日外国人観光客がドッと押し寄せる”インバウンドリバウンド”はもうすぐかもしれません。有意義に限られた時間を使いましょう!

せっかく訪日してくれた外国人ビジネス客に許される限り色々と話を聞くことをお勧めします。

■小規模分散型旅行の促進

こうして、国内と一部条件付き訪日外国人の動きに加えこのコロナ禍において絶対必須であるのが「感染拡大防止」です。

感染拡大防止をしてこそ、次のジャンプへ進めるので、ここは手を抜かずぬかりなく徹底していきたいところです。

しかしながら、人の動きが活発になるとなかなか徹底が難しい場面も多くあります。

限界があるのが現状です。

そこで、旅行会社は受け入れ施設との連携を行い、入場・入館制限などを行うほか小規模分散型旅行の促進、また各企業では週末や祝日に観光客が集中しないように休日分散を早急に進める必要があるかと思います。

以前、4連休についての記事「肌感FACT 第二波後? 初連休 観光地リポート」でもお話ししましたが混雑は誰もトクしないのです。

休日の分散、有給取得を活性化することで小規模グループが増加し、結果的に日本各地がまんべんなく観光客を安心安全に受け入れることができ、また観光客も同様に旅の目的を果たすことが出来ます。閑散期や繁忙期といったシーズナリティも無くなれば年中がフラットでビジネスをキープすることが出来る可能性が大いにあるのです。

■まとめ

”緊急事態宣言”があり、”解除”があり、“GoTo”があり、”入国措置”があり・・段階的に進む施策の中で止まった時計の針がゆっくりと動き出した日本。そして世界。その動きはやがて波紋のごとく世界中で広がり様々な場面において新たなカタチで息を吹き返すことが必ずできるはずです。

新しい時代へ向かう中、我々が生きていくうえでそれぞれが受動態ではなく能動態でいることが更に必要とされているように日々感じます。

それぞれの現場で必要とされていることは違いますが、全世界人類に必要とされているたったひとつの共通点があります。

それはコロナ感染拡大をさせない事。そしてこの混乱を終わらせることです。

この目標に向かって全世界人類が心ひとつに歩み続けることこそアフターコロナにおいての真の新時代の幕開けとなるのではないでしょうか。

ライター:カイトマウリ(JOINT ONE)