外国人観光客にぜひ食べてほしい飲食店は? 回る寿司と回らない寿司、上位に輝いたのは…
日本政府観光局の発表によると、2017年の訪日外国人旅行者は2869万人。これは、2014年の2倍を上回る。街を見ても、外国人のグループを多く目にするようになった。
「SUSHI」は世界中で愛され、ラーメン店も海外出店で人気を集めている。2013年には、「和食」がユネスコの無形文化遺産にも登録された。
では、日本を訪れた外国人に対して、日本人は「どんな店を訪れて食事をしてみてほしい」と考えているのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20~60代の男女1,354名に調査(複数回答)。その上位をランキング形式で発表しよう。
■第5位:お好み焼き店
全体の12.3%(男性:11.1%/女性:13.5%)が選んだのは、お好み焼き店。「こなもん」で有名な大阪風、広島風、さらには東京にももんじゃ焼きといった文化がある。
パンケーキにも似ているため、たしかに海外の人にも馴染みやすいかもしれない。
■第4位:回らない寿司店
全体の15.4%(男性:13.2%/女性:17.5%)が勧めたいと答えたのは、「回らない寿司店」。「SUSHI」の店は海外にも多くあるが、大半が外国人の寿司職人によるもの。
日本に来てくれたからには、本格的な本物の寿司を味わってほしい、という思いゆえだろうか。
■第3位:和食店
3位は全体の16.5%(男性:14.1%/女性:18.8%)が選んだのは、和食店。王道ではあるが、やはり来日したからには楽しんでもらいたい気持ちは理解できる。
■第2位:回転寿司
2位は、一気に上がって、22.2%が選んだ回転寿司。男性17.2%に対して、女性は27.0%と女性のほうがかなりオススメしている傾向だ。
回らない寿司店をも大きく上回り、日本発の文化として、単に寿司だけでなく回転する中から選ぶ楽しさも味わってほしいということころか。
■第1位:ラーメン屋
微差ながら回転寿司を上回って1位に輝いたのは、ラーメン屋。男性の22.4%、女性からは23.2%の支持を集めた。今や、日本の国民食とも言われるラーメン。
地域ごとの個性や、行列をつくる人気店もあり、外国の方にはたしかにぜひ味わって帰国してもらいたいものだ。
出典:ニフティニュースしらべぇ