<中国人観光客が見た日本>ついにあの店を初体験、あまりに恥ずかしくて…
2018年8月3日、中国のネット上に、日本旅行でメイドカフェを体験したという中国人旅行者の旅日記が掲載された。以下はその概要。
この旅行記を書いている今、私は日本を離れてもう1カ月以上が経過し、細かなことは忘れてしまった。でも鮮明に覚えていることがある。それはメイドカフェの女の子たちのこと!エレベーターに乗って上がると、もう前に2人が並んでいて、恐る恐る中をのぞくと、ほぼ満席になっていた。そしてたくさんのメイドたちがトレーを持って歩き回っており、客と楽しそうにおしゃべりをしたり、ゲームをしたりしていて、執事のお兄さんが厨房で料理を作っている。
待ち時間の間に、急いで覚えたての日本語を練習し、15分ほどしたら私の順番になった。入口の女の子が振り向いて「お嬢様、お一人ですか?」と日本語で尋ねてきた。「お嬢様」の一言に、私の脳みそはくらくらとし、英語で「alone!」と答えた。きっと、あまりに機転が利かなすぎだっただろう。急いで日本語で「私は中国から来た旅行者です。ぜひ一度体験したいと思って初めてメイドカフェに来ました。日本語は少ししかできません。もし英語で話ができたら最高なのですが」と言った。話を聞いて女の子は笑って「分かりました」と言い、それからテーブルの鈴を鳴らすと、すべてのメイドが微笑みながら「お嬢様、いらっしゃいませ!」と言った。
私はステージの隣の席に案内された。メイドの1人がメニューを紹介してくれ、おいしい料理を薦めてくれた。私は値段を見ながらイチゴドリンクを注文。注文する時はずっと英語でメイドと話をした。このメイドはとても甘い声で、英語が思いつかない時に首をかしげて、日本語で独り言を言い、私の言っていることが分からない時にはひざまずいて私のそばで質問し、私が日本語を少し聞き取れることが分かると、日本語と英語交じりでおしゃべりをするようになった。おしゃべりをするうちにだんだんリラックスしてきて、メイドカフェの雰囲気に溶け込むようになった。
ドリンクはメイドと一緒に作る。つまり、メイドたちの「呪文」に合わせて一緒に言うのだが、例えば「もえ~もえ~」「どき~どき~」などだ。この種のセリフに接したことは1度もないので、ちょっと恥ずかしすぎて口に出せない…。深呼吸してからついにこのセリフを言うと、メイドはとてもかわいらしく「お嬢様、超かわいい!」と言った。
ドリンクを飲みながら、他の客たちを観察していると、ステージに上がって、好きなヘアアクセサリーを選んで好きなメイドと一緒にポラロイドカメラで記念写真を撮るイベントになった。これもセットメニューの一部だ。その日は超ラッキーなことに、あるお客さんの誕生日で、ピンク色のかわいいケミカルライトが1人1本ずつ配られ、この小さな誕生会に参加して店の中で踊った!気持ちが大きくなってきたので、ステージ下で一生懸命ケミカルライトを振って、ステージに向かってウインクをした…。
1時間はあっという間に過ぎ、1階で休んでから友人と合流した。メイドカフェは、女の子が体験するのにぴったりのところだと心から思う。メイドの笑顔は非常に癒され、毎回私と話をするときには目を合わせてくれる。本当にこれは素晴らしい体験だ!
追伸:メイドは、日本では職業の1つで、メイドの女の子たちは合格してからでないとメイドにはなれない。私が行った時に、実習中の外国人の女の子がいて、お人形のようで超かわいかった。それから、写真を撮ることに同意した場合以外は、勝手にメイドの写真を撮ることはできず、メイドに触ることも禁止。
追追伸:ステージ左にメイド姿のおじいさんが座っていたのだけど、私とこのおじいさんの応援の声が一番大きかった。
出典:レコードチャイナ