世界中でStayHomeの今こそ動画プロモーション!

■世界中でテレビ、オンライン動画の視聴数が増加

新型コロナウイルスの影響で世界中でStayHome状態となっています。その為、アフターコロナに向けたインバウンドプロモーションにとって動画配信が有効な施策の一つとなります。

日本での2019年3月と2020年3月のテレビ視聴数を比較した際、全時間帯を通して130~140%程度増加しているというデータがあります。緊急事態宣言が出された4月以降に関してはさらに増加していると想定されます。

参考:新型コロナウイルスによる在宅生活 テレビ視聴時間の変化 https://soreyuke.tv/post-569/

オンライン動画については、YouTube やニコニコ動画といった動画配信サービスの視聴数も増加していますが、Amazon Prime Video、AbemaTV、TVer といったテレビ番組・ドラマ・アニメなどのコンテンツ配信サービスの視聴数がより一層拡大しています。

参考:新型コロナウイルス感染拡大に伴う動画視聴行動の変化とネットワークへの影響の初期分析を公開しました

https://www.webdino.org/updates/blog/202004250122

一例ではありますが、YouTubeなどオンライン動画の視聴数が増加している証拠として以下ニュースがYouTubeから発表されています。

参考:YouTube、世界での動画再生画質を「標準(480p)」に(新型コロナ対策で)

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/25/news078.html

動画視聴のトラフィックが増大していることからまずは欧州からYouTubeの初期設定画質を標準(480p)に設定する(下げる)という対策です。段階的に世界中に適用されるとのことです。日本では2020年5月6日現在ではまだ正式には実施されていないようです(筆者調べでは初期設定480pもあれば720pも確認された)。

■SNSの動画コンテンツ視聴も増加

世界中で利用されているSNS、Facebook及びインスタグラムでも動画コンテンツの視聴数増加が顕著になっています。特に注目がライブ動画配信です。

参考:インスタグラムのライブ動画視聴数が50%伸長、在宅時間の増加により

https://www.fashionsnap.com/article/2020-04-17/instagram-live-corona

参考:パンデミック拡大のなか、 Facebookライブ動画 の人気再燃

インスタグラム社によると、3月11日〜3月17日と3月18日〜3月24日の7日間を比較した結果、全世界でライブ動画を視聴するアカウント数が50%増加していたとのことです。もちろん外出自粛により自宅での滞在時間が長くなったことが大きな要因の一つですが、日本国内でも海外と同様に増加傾向にあるということです。

■できることから世界へ動画配信を!

世界中で、今まだ以上に動画コンテンツが視聴される状況となっている現状を活かす為に自社プロモーション動画を配信することを検討してみてはいかがでしょうか?

すでに進めている企業や団体は多いです。以下の通り、2020年1月あたりから動画制作発注数が増加しているという調査結果があります。

参考:新型コロナの影響で動画ニーズ伸長/漫画やCG・実写などの手段に注目集まる【クラウドワークス調査】

https://markezine.jp/article/detail/33118

現在の危機的状況の中で動画配信することは視聴数が伸びる可能性があるだけではなく動画が視聴者に与える影響にも大きな変化をもたらす可能性があります。

新型コロナウイルスによる不安な影響に対して前向きなメッセージを消費者に発信し、ブランドとしての信念や熱意を伝える動画広告が増えており、その背景として、消費者がブランドに対してそのような姿勢を求めているからという調査結果があります。「そのような消費者の潜在的なニーズに応えたブランドは信頼度及び好意度が上がっている」ということが、視聴者の動画クリエイティブに対する感情反応を調査・分析する「UnrulyEQ」により確認できたとのことです。

参考:UNcoveringこんな時だからこそ、ブランディングを試みる広告主たち

https://adinnovation.co.jp/blog/branding-covid19

つまり、新型コロナウイルスで世界中が大変な状況であるからこそ、動画配信によりブランディング効果が高まるということです。

今は苦しい状況ですが、StayHomeで視聴数が増加しブランディング効果がいつも以上に高まる今だからこそ、企業と視聴者の心の距離をより近づけることができるチャンスだと思います。必ず訪れるアフターコロナに備えて、弊社JOINT ONEもサポートさせて頂きますので是非お気軽にご相談ください。

著者:JOINT ONE 嶋田拓司