オーストラリアからのスキー客対応 会津バスが若松―成田運行へ
会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)と千葉交通(千葉県成田市)は23日から、会津若松市、猪苗代町、郡山市と成田空港を結ぶ高速バスを冬期間限定で共同運行する。オーストラリアからの訪日スキー客の足を確保してほしいとの要望に応えての運行決定で、インバウンド(訪日外国人)増加への波及効果にも期待がかかる。
会津地方の訪日スキー客の大半はオーストラリア人で、スキー場やリフト、ロープウエーの事業者が加盟する東北索道協会福島地区部会がオーストラリア人スキー客の2次交通確保を要望、県の協力で運行が決まった。
運行は来年3月13日までの金、土、日、月曜日。1日1往復で会津若松発は若松駅午前11時5分発。県内はリステル猪苗代(午前11時40分)と郡山駅(午後0時30分)に停車する。成田空港発は午後7時30分。片道運賃は若松駅・リステル猪苗代―成田空港が大人6000円(小学生以下半額)、郡山駅―成田空港が大人4950円(小学生以下2480円)。
会津バスの安部和人輸送管理課課長補佐は「スキーなどをそのまま積んで直行できる利便性が魅力。インバウンド推進にも期待したい」と話している。
出展:福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161221-136234.php