「訪日旅行でお金をかけたいこと」ランク 台湾・香港で暮らす人に聞いた
海外で生活している人にとって、満足できる訪日旅行での予算はどのくらいなのだろうか。台湾または香港で暮らす人に聞いたところ「30万円以上」(53.6%)と答えた人が半数を超えていることが、ジーリーメディアグループ(東京都渋谷区)の調査で分かった。
特に予算をかけることを尋ねたところ、「美食(コース、ミシュラン掲載店など)」(75.3%)がトップ。次いで「季節体験(スキー、マリンリゾート)」(60.8%)、「宿泊(5つ星ホテル、高級旅館)」(60.6%)、「景観(貸切クルーザー、ヘリチャーター)」(20.6%)、「ツアー全体」(19.7%)と続いた。
満足できる宿泊に支払うことができる金額は「5万円以上」が33.5%、美食は「2万円以上」が61.6%、体験は「5万円以上」が29.8%という結果に。
予算50万円以上という人に訪日目的を聞いたところ、「日本食を食べたい」「自然・景観地観光」「温泉に入りたい」が上位にランクイン。年齢別で見ると、20~40代で「テーマパーク」「スノースポーツ」と答えたのは37~38%なのに対し、50代以上は9~10%だった。20~40代で「四季の体感」と答えたのは49%だったのに対し、50代以上は59%と年代によって違いがうかがえた。
予算100万円以上という人の訪日目的を見ると、「美術館・博物館など」(16%)と「舞台・音楽鑑賞」(28%)が他の層よりも高い結果となった。
インターネットを使った調査で、台湾または香港で暮らす男女4711人が回答した。調査日は2月21~28日。
出典:ITmediaビジネス 2023/3/8 15:57
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2303/08/news142.html
(参照 2023/3/9)