多言語動画で魅力発信 足利、桐生市の協議会 コロナ後のインバウンド見据え

【足利】日本遺産による観光誘客を目指し市と群馬県桐生市でつくるヘリテージツーリズム促進協議会は、多言語字幕のプロモーション動画を制作した。4日午前10時以降、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで視聴できる。

リンク:プロモーション動画で外国人観光客が鑁阿寺(ばんなじ)を訪れた場面

動画は「近世日本の教育遺産群」として、史跡足利学校が日本遺産の市が「学ぶ」、「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」で旧模範工場桐生撚糸(ねんし)合資会社事務所棟などが遺産の桐生市は「紡ぐ」をテーマに作成。本編は各9分で、市版は外国人観光客が同学校や鑁阿(ばんな)寺、あしかがフラワーパークや市街地のカフェなどを訪れる構成になっている。

日本語のほか英語、タイ語、中国語(繁体字、簡体字)で制作。市版の日本語ナレーション、BGMの歌は、テレビのカラオケ歌番組などで人気のあしかが輝き大使堀優衣(ほりゆい)さんが務めている。

観光プロモーションに活用するため15秒、90秒のバージョンも制作した。市観光振興課は「現在は新型コロナウイルス禍でインバウンド(訪日外国人)誘客は難しいが、収束後を見据えオンラインでPRしたい」としている。

出典:下野新聞

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/414193